【宅建士が解説】春日井市で土地を探す際の注意点4選|後悔しない土地探しのポイント

2026年9月1日

社長’s Note

みなさん、こんにちは。
春日井市を拠点に、名古屋エリア・尾張エリア・岐阜県東濃エリアにて、高性能で唯一無二のデザイン注文住宅  「ムニカ・デザイン」をお届けしている
春日井市の工務店 株式会社まほろばホーム代表の菅原大輔です。

「春日井市で土地を購入して、注文住宅を建てたい」

そう考えて土地探しを始めたものの、

  • 土地の価格だけを見て決めていいの?
  • 洪水や浸水のリスクは大丈夫?
  • 造成費用が後から高額にならない?
  • 浄化槽と下水道では何が違う?
  • 準防火地域だと建築費は高くなる?

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実は、土地探しで重要なのは「土地の価格」だけではありません。

一見すると安くて条件の良い土地でも、購入後に造成工事や地盤対策、浄化槽、建築上の制限などで想定外の費用が発生し、結果的に「もっと調べてから買えばよかった……」となるケースがあります。

そこで今回は、宅建士の視点から、春日井市で土地を探す際に特に確認しておきたい4つのポイントをご紹介します。


① ハザードマップを確認する|春日井市の土地探しでは必須

土地探しをするとき、まず確認していただきたいのがハザードマップです。

春日井市では、2026年8月に洪水ハザードマップが改訂され、「想定し得る最大規模の降雨」を前提とした浸水想定が掲載されています。

特に春日井市で土地を探す場合、

「この土地は浸水するのか?」

だけではなく、

「浸水した場合、どの程度の深さになるのか?」

まで確認することが大切です。

例えば、浸水想定が大きいエリアでは、1階部分の利用方法や設備の配置、避難計画など、住宅の設計そのものに影響する可能性があります。

「土地が安かったから」という理由だけで決めてしまうのではなく、土地と建物をセットで考えることが重要です。

春日井市で土地を見るときに確認したいこと

  • 洪水ハザードマップ
  • 想定浸水深
  • 河川からの距離
  • 避難場所・避難経路
  • 敷地の高さ
  • 周辺道路の高さ
  • 過去の浸水履歴
  • 土地と建物の配置計画

土地の住所が分かれば、ハザードマップを確認するだけでなく、その土地にどのような家を建てるのが適切かまで考えることが大切です。


② 「旧宅地造成法」の履歴や現在の盛土規制法を確認する

春日井市で土地を探す際、もう一つ注意したいのが造成・盛土に関する規制です。

ここは少し注意が必要です。

以前の「宅地造成等規制法」は、2022年に「宅地造成及び特定盛土等規制法」、いわゆる盛土規制法へ改正され、春日井市では2025年5月9日から新しい規制が運用されています。

そのため、現在の土地探しでは単純に「旧宅造区域かどうか」だけを見るのではなく、

その土地がどのような造成履歴を持っているのか、購入後にどのような造成工事が必要になるのか

を確認することが重要です。

例えば、

  • 高低差が大きい
  • 擁壁がある
  • 擁壁の状態が不明
  • 盛土されている
  • 切土・盛土が必要
  • 敷地を平らにする必要がある
  • 道路との高低差が大きい

といった土地では、建物本体とは別に造成・外構・擁壁などの費用が発生する可能性があります。

土地価格が安くても、造成工事などに大きな費用がかかれば、**「安い土地」ではなく「総額では高い土地」**になってしまうこともあります。

だからこそ、土地を購入する前に、

「この土地に家を建てるなら、造成費用はいくらくらいかかるのか?」

まで確認することをおすすめします。


③ 浄化槽か下水道かを確認する

土地探しでは、上下水道の状況も非常に重要です。

特に春日井市では、土地によっては公共下水道ではなく、合併処理浄化槽を設置するケースがあります。

浄化槽を設置する場合は、本体だけではなく、設置工事や関連工事などの費用が必要になります。

つまり、

「土地価格+建物価格」だけで予算を考えてはいけない

ということです。

そのため土地を検討するときは、

  • 公共下水道が整備されているか
  • 下水道の受益者負担金などはあるか
  • 浄化槽が必要なのか
  • 浄化槽を設置する場合の費用はいくらか
  • 補助制度の対象になるのか
  • 敷地内への給排水引込工事が必要か

などを確認しましょう。

土地によっては、**「土地価格は安いけれど、家を建てるための付帯工事費が高い」**ということがあります。

土地探しでは、土地単体ではなく、**「家が完成するまでに総額いくら必要なのか」**を見ることが重要です。


④ 準防火地域かどうかを確認する

最後に確認したいのが、用途地域だけではなく防火・準防火地域などの指定です。

土地を購入するときは、

「この場所に家を建てられるか?」

だけではなく、

「どのような仕様の家を建てなければならないのか?」

まで確認する必要があります。

準防火地域などの指定がある場合、建物の規模や位置、開口部などに応じて、防火性能に関する仕様が求められることがあります。

その結果、

  • サッシ
  • ガラス
  • 外壁
  • 建物の仕様

などが一般的な住宅と異なり、建築費に影響する可能性があります。

土地価格だけを見て「予算内だから大丈夫」と判断してしまうと、建物の見積もり段階で予算オーバーになることもあります。

そのため、土地を契約する前に、その土地にどのような建築制限があるのかを建築士にも確認してもらうことが重要です。


土地探しで失敗しないためには「土地」と「建物」を一緒に考える

ここまで4つのポイントをご紹介しました。

改めてまとめると、

  1. ハザードマップを確認する
  2. 造成・盛土に関する規制や土地の造成履歴を確認する
  3. 浄化槽か公共下水道かを確認する
  4. 準防火地域などの建築制限を確認する

です。

そして、これらを一つずつ確認するだけではなく、

「この土地に、自分たちが希望する家を建てたら総額いくらになるのか?」

を考えることが、土地探しで失敗しないための最大のポイントです。


春日井市で土地を探すなら「宅建士+建築士」に相談するのがおすすめ

土地探しでは、不動産の知識だけでも、建築の知識だけでも十分とは言えません。

例えば宅建士は、

  • 土地の権利関係
  • 法令上の制限
  • 重要事項説明
  • 不動産取引

などの視点から土地を確認します。

一方、建築士は、

  • どんな建物を建てられるのか
  • 敷地条件に問題はないか
  • 建物配置は可能か
  • 高低差や造成の影響はないか
  • 建築費に影響する条件はないか

など、「実際に家を建てる」という視点から土地を見ることができます。

だからこそ、春日井市で注文住宅を建てるための土地を探しているのであれば、

土地を決めてから建築会社を探すのではなく、土地を探す段階から宅建士・建築士に相談する

ことをおすすめします。


春日井市の土地探しなら、宅建士と建築士の両方の視点でサポート

弊社には、宅建士と建築士、両方の有資格者が多く在籍しています。

そのため、

「この土地、安いけど大丈夫?」

「この土地に希望の間取りは入る?」

「造成費用はどのくらい見ておけばいい?」

「浄化槽って必要?」

「準防火地域だけど、建築費は大丈夫?」

「ハザードマップを見ると浸水が心配……」

といった土地探しの段階からご相談いただけます。

土地を購入してから、

「こんなに費用がかかるとは思わなかった」

「希望していた家が建てられなかった」

という後悔をしないためにも、できるだけ早い段階でプロに相談してください。


春日井市で後悔しない土地探しをするために

土地探しでは、価格や駅からの距離、土地の広さだけに目が行きがちです。

しかし、本当に大切なのは、

「その土地に、希望する家を、予算内で、安全に建てられるのか」

ということ。

春日井市はエリアによって地形や道路条件、浸水想定、インフラ、建築規制などが異なります。

だからこそ、土地を契約する前に、不動産と建築の両方を理解している専門家に相談することをおすすめします。

春日井市で土地探し・注文住宅をご検討の方は、ぜひお気軽に弊社へご相談ください。

「土地を探すところから家づくり」

私たちは、土地と建物をトータルで考え、理想の住まいづくりをサポートします。